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【葛高・総探】1学年探究講演会Vol.01「探究とはどんなもの?」という問いを皆で考える。

 9月21日(水)に、本校1年生対象でSoRa Stars株式会社より山崎智樹氏を講師としてお招きして、講演会・ワークショップを実施しました。

山崎氏より説明を受けている様子

テーマ

 「探究活動とは」というタイトルで、今後の総探活動をどのような方向で進めていくか考えるためのレクチャーを受け、探究活動とはどのようなことかを理解することを目的として行いました。


 まずはグループを作るため、「サイレントバースデー」というワークをやり、そこからグループ分けをし、活動をしていくことになりました。
 その後、山崎氏の経歴や、探究活動にかかわることになったきっかけなどをお話しいただき、他校の探究活動の事例をお聞きしながら、いよいよ本題に入っていきます。

「地域」とは?「たんきゅう」とは?

 高校生に、『「地域」とは?』を問いかけ、地域にある課題を見つけ出し、さまざまな活動をしている高校生たちの事例を聞き、実際のイメージを膨らませていきました。

 次の5つのテーマを事前に設定し、自分の興味のあるテーマに分かれるというところまでで今回は終了となりました。

・食
・福祉(高齢者・子ども)
・一次産業(農・林・水産業)
・交通
・観光

 次回へ向けて、まずは個人でそのテーマについてを調べたり、考えを深めておくこととなりました。

山崎氏が伝えたいこと

 山崎氏は講演の中で、
 「探究活動が盛んに始まったのは岩手だといわれている。東日本大震災をきっかけに地域の課題などを考えるうえで、高校生がどのように関わっていくのか、そして、その他の社会の課題を”ジブンゴト”としてとらえることが大切。」

 そして、『たんきゅう』には二つありる。
 1つは『探究』。もう1つは『探求』。

『探究』とはここにあるもの
『探求』とはここにないもの

 皆の活動は、ここにあるものをどのようにしていくかの「探究活動」だと。そして、この活動が自分のためにも誰かのためにもなることにしていきましょう」というお話が一番印象的でした。

生徒の声(山崎氏の伝えたいことが伝わりました。)

・他人事ではなく、自分事として捉えて自分から行動に移すことは誰かのためにもなるし、世界のためにもなることがわかった。ゲームや、話し合いも楽しかった。

・総探では、どのようなことをするのかや探究と探求の違いは何なのかなどたくさんのことを知ることができました。とても貴重なお話を聞くことができて良かったし、みんなと交流できて楽しかったです。

最後に

 その他、「今後の活動が楽しみだ」という生徒たちからの感想が多く上ががりました。
 あっという間の2時間で先生方も含めて、大変有意義な時間となり、探究活動がワクワク楽しい時間となるよう自分事として活動できるようにしていきたいと思っています。

 山崎氏には、年度末までに数回このような形で講演会をしていただくことを企画しています。次の講演会があったら、またご紹介したいと思います。
 これからも引き続きよろしくお願いいたします。

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