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【R6葛高105・卒業生】卒業生インタビューVol.23(長岡造形大学へ進学した生徒より)

 日頃、本校noteをご覧いただき、誠にありがとうございました。

 長岡造形大学造形学部デザイン学科へ進学した藤田葵(ふじたあおい)さん(令和5年度卒業)。藤田さんは、秋田県秋田市立山王中出身で、くずまき山村留学生として葛巻高校へ入学しました。高校時代は剣道部の主力選手として活躍し、県新人大会団体ではベスト8という成績を収めました。高校在籍時からチャレンジ精神旺盛で、3年次に生徒会会計長を務め学校生活に積極的に参画しました。学校外ではくずまき型DMO事業若者高校生検討部会へ参加したり、写真が好きで、高校時代から多くの写真コンテストなどに応募して入賞作品を数多く出したりしました。将来は、「見る人の心に届く写真を届けられるデザイナーになりたい」という強い熱意をもとに、今の進学先を決定しました。夏休みで学校に挨拶に来てくれたので、お話を伺ってみました。

現在の学校生活

ーQ 現在の学校生活はどうですか?

ーA 前期は基礎造形演習という授業で平面構成、紙立体などの造形の基礎的な技術を身につけました。その他、イラストレーションやフォトショップなどの扱いや座学で各分野について学びました。美術系の大学ということで 他の大学に比べて実技の授業が多く、徹夜で作業することも多々ありました。基礎造形演習は全学科必修の授業なので他学科の人と一緒に作業したり、作品を見れたりしてとても楽しかったです。

校舎からの夕日。撮影も藤田さんが行いました。
デッサンに励む毎日のようです。

卒業後の生活

ーQ 卒業後の生活はどうですか?

ーA とにかく写真を撮る機会が多くなりました。時間があれば友達と撮影に出かけます。先輩方と夜通し星を撮りに行って、そのまま寝ないで大学に行くこともあります。かなり無茶な生活をしていますが楽しいです。今は一人暮らしですが、同じアパートに友人が住んでいたり、学生が多く住む地区なので感覚は寮とあまり変わりません。ただ、学生が多いからか不審者がちらほらいるみたいで怖い話から面白い話まで色々聞きます。一人暮らしをする予定の人は本当に気をつけてください。葛巻と違ってかなり大きな街なので買い物が楽になりました。おかげで無駄遣いしてしまって親に怒られました。

花見に行ってもカメラを片手にレンズを覗く藤田さん。カメラを握るとワクワクが止まらないようです。
藤田さんが撮影した写真。
藤田さんが撮影した写真。
長岡花火競技会に行き、写真を撮影。さすが藤田さんという写真ですね…美しい。

高校生活を振り返って

ーQ 高校生活を振り返ってみての思い出はありますか?

ーA 星がとても綺麗だったり、湧水を飲んだり、牛舎の匂いがしたりと、山村留学だからこそ体験できたことがたくさんありました。特に、寮で深夜まで友達とおしゃべりしたり、バレーやオリンピックを観たりしたことがとても楽しかったです。2年からは長期休みは画塾の講習、休日は課外活動と総合型の対策にめちゃめちゃ時間をかけていた記憶があります。常に頭の片隅には他の受験生と自分の違いや、一見不利だと思われる点をどう活かすか、というのがありました。結局、総合型対策も好きな分野のことをやっていたので書類関係以外は楽しかったです。やりたいことをやった3年間でした。

山村生寄宿舎の外から撮影した星空。
冬の登下校では、道なき道を歩いていきました。これが今の葵さんの礎となっているようです。

今後取り組みたいこと

ーQ 今後取り組もうと思っていることを教えてください。

ーA やりたいことはたくさんあります。映像、3Dモデリング、ガラス、彫刻等。環境も素晴らしい先生もいるので片っ端からやっていきます!

バレーサークルに入り、練習にも励んでいます。
葛高での部活Tシャツ、ハーフパンツを着用。葛高愛に溢れています!

後輩のメッセージ

ーQ 葛高生へのメッセージがあればお願いします。

ーA やりたいことは、どんどん周りに話すと良いです。話すことで、教員や役場の人など、大人たちがサポートしてくれますし、必要な時には適切な人やイベントを紹介してもらえます。環境が整っていないからできないと思っても、周りの大人に相談することで整えてもらえることもあります。身の回りの大人は積極的に活用してこそ意味があります。どんどん頼って、好きなことをやっていきましょう!高校生活はあっという間です。全力で楽しんでください!

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