見出し画像

【葛高・中高一貫】3年ぶりに、芸術鑑賞会(演劇)を開催しました!

 9月13日(火)に、葛巻地域中高一貫事業の1つとして3年ぶりに芸術鑑賞会が実施されました。

 この鑑賞会は、毎年、高校の前期末考査頃に、葛巻町内の3中学校の生徒と葛巻高校生が一堂に会して、『すぐれた舞台芸術(演劇、音楽、古典芸能を輪番実施)を鑑賞することにより、芸術を愛する心を育て、豊かな情操を養う』という目的で、行われてきました。

 近年は、コロナウイルス蔓延により開催を延期していましたが、今年3年ぶりに実施することができました。

 今年は演劇で、演目は「龍馬からの手紙」でした。劇団アルファー様にお越しいただき、コロナウイルス対策をしっかりした上で、無事に開演です!

劇団アルファー様HPより

<あらすじ>
古い大木の下に佇む一人の人物、羽織袴に腰には刀、髪はボサボサ。体からは異臭・・呆然と景色を見ている侍、その名は坂本龍馬!
慶応2年、京都伏見寺田屋事件の真最中、気付けばいつの間にか現代の東京に迷い込んでしまったのだ。
龍馬の前を行きかう人々はその足を止め、怪訝に見つめながら、「浮浪者かな?」「やだぁ」「ちょっとSNS向きじゃない!」「おかしいんじゃないの?」
龍馬は吠える「おかしいのはおまんらじゃ!」散って行く人々・・龍馬はつぶやく・・・。「おかしな格好をしとったな・・ここはどこなんじゃ・・」「東京だよ」現代に来てしまった坂本龍馬と、あるトラウマを抱えた同じ名前の青年、竜馬との出会いであった。
竜馬とその家族、幕末大好き「歴史の会」の若者達から、地元のおまわりさん・・様々な現代人との関わりの中で坂本龍馬の眼はどう捉え何を感じ、どう行動したか、そして龍馬が選んだ自らの運命は!?
坂本龍馬が「日本を今一度せんたくいたし申候!」・・・笑いと涙の物語!?

劇団アルファー様HPより引用(http://gekidan-alpha.com/publicperformance.html)
開演前です。町内3中学校と高校が一堂に会しました。

 演目の一部を紹介します。

オープニングの様子です。最初から迫力がすごかったです…
坂本龍馬が現代の竜馬やその家族と出くわす場面です。
坂本龍馬が幕末と現世を行き来している場面です。

 生徒の感想の一部をご紹介します。
 『体育館の機材の迫力にまず驚いたし、演劇が始まって役者さんたちが登場したときに、更に迫力が増してとても感動して鳥肌が立ちました。』『役者さんが堂々と演じているのを見て「さすが、プロだな」と思った。』など、劇団の方々の演技、さまざまな設備機器にかなり魅了されたという感想もありました。

 『龍馬の生き方や考え方は、現代においても参考にすべきことがたくさんあることに気づいた。』『(劇中で)「本当にやりたいと思う事はやれ」という言葉を言ってくれた龍馬のような強い意志と情熱をもって、私も自分のやりたいことを胸を張ってできるようになりたい。』など、劇の中で演者の皆様が伝えたかったこと、感じて欲しかったことをしっかりと生徒が感じ取っていた様子でした。

最後に、高校生からお礼の言葉と花束の贈呈がありました。

 舞台セッティングから開演、舞台撤去まで限られた人数、時間、場所の中で劇団の皆様が中学生、高校生のために「伝えたい」「魅せたい」という熱い思いが感じられる芸術鑑賞会でした。

 劇団アルファーの皆様、本当にありがとうございました。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。 これからも葛高生の魅力を発信していきます。 ぜひフォローをお願いします。