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オレンジ色の風に乗せて~書き人知らず~

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毎月更新予定です。どうぞご覧ください。
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記事一覧

【R6葛高018・orange】オレンジ色の風に乗せて(皐月)~科学者とエンジニアに敬意と…

 今年になって、高校時代に同じ部活動だった友人達とLINEのグループを作った。メンバーの一人…

【R5葛高232・orange】オレンジ色の風に乗せて(弥生)~ オレンジ色の風に乗って~

 教室の窓を開け、まだ冷たい風が入り込む2月末、窓枠にもたれながら「3月なんて大嫌い」と…

【R5葛高226・orange】オレンジ色の風に乗せて(如月)~ 風の中に ~

 北側の出窓に置いてある地球儀に、レースのカーテンをやっと通過した宵闇前の弱々しい日の光…

【R5葛高213・orange】オレンジ色の風に乗せて(睦月)~月日は百代の過客にして~

江戸時代の俳諧師、松尾芭蕉の『おくの細道』の序文、 (筆者訳;月日は永遠の旅人で、来ては…

【R5葛高200・orange】オレンジ色の風に乗せて(師走)~12月の約束~

 ひと月ほど前、中学校の同級会があった。地元にいる友人とはよく会うのだが、故郷を遠く離れ…

【R5葛高172・orange】オレンジ色の風に乗せて(霜月)~秋の忘れ物~

 日本中いや世界でも記録的な暑さの夏が、いつの間にか木々が色づく秋に変わり、雪の便りも届…

【R5葛高150・orange】オレンジ色の風に乗せて(神無月)~10月のラプソディ~

 2か月ほど前、普段は聞こうともしないFM局に周波数を合わせたら、QUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」が流れ、数分間だったが、フレディ・マーキュリーの歌声に久しぶりに耳を奪われたことがあった。  別の日、家人を迎えに行く用があった。車の流れが思ったより少なく、目的地に思いのほか早く到着したので、家人のいるビルの駐車場で待つことにした。家人が出て来るまで30分以上もあったから、クラシック音楽を子守歌に、涼しい夜風に吹かれて少し眠ろうと、エンジンを切り、窓を全開にし、ラジオに

【R5葛高112・orange】オレンジ色の風に乗せて(長月)~Septemberは7番目の月だった…

 九月を迎えたものの、全国的には厳しい暑さが続いているが、空を見上げれば、秋の雲、鰯雲が…

【R5葛高098・orange】オレンジ色の風に乗せて(葉月)~いつかの夏~

 眩しい青空が広がる夏が好きだ。小学校時代の夏休みは、毎日、日が沈む頃まで友だちと遊んで…

【R5葛高071・orange】オレンジ色の風に乗せて(文月)~水平線を見ていた~

 先日、出張先に行くため、車で国道45号を南に走っていた。海と空があまりに清々しかったので…

【R5葛高058・orange】オレンジ色の風に乗せて(水無月)~ 雨 ~

 旧暦の6月(水無月)は、現在の6月下旬から8月上旬頃にあたり、夏の季節の最後であった。…

【R5葛高018・orange】オレンジ色の風に乗せて(皐月)~包む~

 風薫る5月を代表する童謡の一つに『せいくらべ』がある。海野厚作詞、中村晋平作曲の大正時…

【R5葛高006・orange】オレンジ色の風に乗せて(卯月)

 とある人物から「思ったことを書いてほしい。」と言われ、「何を?」と聞き返すと、「説教く…