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【総探:調べるだけで終わらせず、町の中に飛び込んで探究する】2,3年生フィールドワーク

 葛巻高校では、高校魅力化事業の一環として、今年度から『葛高ミライノカタチ プロジェクト』と題して、探究活動を行っています。


 5月18日(水)に丸々1日フィールドワークを実施しました。
2,3年生を対象として、探究テーマ毎にさまざまな見学場所へ赴き、自然を感じたり、葛巻町で活躍する大人の方と話をしたり、実際の活動をしたりしました。

事前電話

 見学施設へのアポイントメントは、生徒自身が電話をしました。これも1つの大切な社会勉強です。慣れない電話応対でしたが、生徒達は一生懸命事前練習をし、丁寧な言葉で用件を伝え、メモを取っていました。

さて、フィールドワークへ出発!

 2、3年生ごとにテーマも異なっているため、葛巻町内の多くの見学場所へ伺いました。訪問を快く受け入れていただけた施設、関係者の方々ありがとうございました。


散策、インタビュー、体験…

 ある班は、葛巻町内を散策しました。
知らない世界にたくさん出会うことができ、”自然豊かな葛巻”をたくさん感じることができました。


 ある班は、葛巻町役場、社会体育館、くずまき高原牧場、真下木工所、そのほか多くの事業所、大人の方々に直接赴きました。さまざまな方からのお話を聞き、私たちが知らない葛巻町を知れましたし、”葛巻町の人の温かさ”を感じることができました。


 ある班は触れる、食べる、匂いをかぐ、技を見るなどの五感を使った体験を通して、葛巻町をさらに感じることができました。


生徒の声(実施後のアンケートより一部抜粋)

2年生から

 葛巻の歴史的資源を実際に見ることができて、こういうものがあるんだと知る機会にもなったし、これからも大切にしたいと思った。

 葛巻の林業の詳しい部分まで知れたし、林業従事者の方々との関わりを持てたので、これから林業をPRしていくなかで参考にしていきたい。

 木の種類とその特徴について聞いたので万年筆に合う木材はどの木材かを調べていこうと思いました。

3年生から

 今回の活動を通して勉強になったことは、「先入観だけで判断しない」ということの大事さです。映画を見る前は、班員にどことなく「つまらないんだろうなあ」という表情が伺えたので不安でしたが、映画を見たあとはみんなが「面白かった」と言っていたので、先入観だけで判断しないことの大事さを理解しました。また、今回の活動を通して、班員の絆が深まったとも思います。互いが互いを考え、行動したことで、班員同士の仲も深まりました。

 林業のPR方法を模索していたが、今回の映画鑑賞を通してSNSだけがPRではないという事を知る切っ掛けになった。


 生徒一人一人が、『新たな発見』と『次への課題』を見つけられたとても有意義な時間でした。

 改めて、訪問やインタビューに快く引き受けていただきまして、ありがとうございました。今後もまたお願いすることがあるかと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。

 まだまだ、これから葛高ミライノカタチは続いていきます。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。 これからも葛高生の魅力を発信していきます。 ぜひフォローをお願いします。