【R5葛高141・卒業生】卒業生インタビューVol.10(岩手県立産業技術短期大学校へ進学した生徒から)
岩手県立産業技術短期大学校建築科へ進学した四日市拓海(よっかいち たくみ)さん(令和4年度卒業)。四日市さんは、葛巻中学校出身で、高校では陸上競技部に所属し、400mなど数々の種目で活躍しました。多彩な趣味の持ち主で、文化祭ではバンド出演で盛り上げてくれました。そんな四日市さんも、故郷くずまきが大好きです。先日、学校を挨拶に来てくれたのでお話を聞いてみました。
ーQ 現在の学生生活はどうですか?
ーA 授業は1コマ90分で、1日4コマあります。最初は、授業の長さに慣れず苦労しました。しかし、自分の興味のある分野について学んでいるので、時間はあっという間に過ぎていきます。午後の授業は実習が多く、図面を書いたり、木の加工に主に取り組んでいます。放課後はサークル活動に取り組んでいます。私は、バレーボールサークルに入りました。先輩たちは皆優しくて、私のような初心者でも楽しく活動しています。現在、ラーメン屋でアルバイトをしています。実は、このバイトをする前に他のバイトの面接で3回不採用になりました。笑。勉強に支障がないように、シフトなどを工夫しています。
ーQ 卒業後の生活はどうですか?
ーA 僕は、学校の寮に入っているので門限があります。22時までに帰寮しなければならないのが少々窮屈な感じがしますが、それ以外はとてもいいです。学校の敷地内だし、矢幅駅も近いので便利です。盛岡にも遊びに行きやすいですよ。
ーQ 高校時代を振り返ってみてどんな思い出がありますか?
ーA 部活動の思い出が一番強いですね。陸上競技部で沢山遠征したのはとても楽しかったです。下村先生の練習メニューはきつかったけど、今では楽しい思い出です。文化祭でバンド組んで歌ったのも楽しかったです。担任鳥海先生、副担任の島田先生には本当に感謝しています。いつも優しい鳥海先生。受験期の放課後、僕が勉強から逃げて体育館にいるのを見つけていつも声かけてくれました。鳥海先生おかげで今、充実した毎日を過ごしています。島田先生は、合格後、卒業後もいつも気にかけてくださりとても感謝しています。これからもいろいろ相談させてください。
ーQ 今後取り組もうと思っていること
ーA 今の目標は2級建築士合格です。専門知識が沢山必要なので勉強を高校時代よりも頑張っています。(鳥海先生ごめんなさい。)あと、11月に大工の競技大会に出場する予定なので頑張って練習しています。刃物を研ぐこなど基本的なことをとにかく取り組んでいます。入賞できるように頑張ります。
ーQ 葛高生へのメッセージ
ーA 何でもいいから興味のあることを見つけて、それについて学べる場所、活動できる場所を選ぶことは大切だと思います。その最初の部分をテキトーにしてしまうと、その後が楽しくなりません。自分のやりたいことを早く見つけて突き進んでください。高校時代、勉強が好きではなかった自分ですが、今、自分の興味のあることを勉強しているのでとても楽しいし充実しています。頑張れ後輩!