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【R6葛高147・卒業生】卒業生インタビューVol.27(城西大学へ進学した生徒より)

 こんにちは。日頃より、本校noteをご覧いただき誠にありがとうございます。

 葛高を卒業した方々にインタビューをして、後輩への思いなどを伝える卒業生noteも早くもVol.27となりました。

 今回は、城西大学理学部数学科へ進学した山口瑛大(やまぐちえいた)さん(令和5年度卒業)。山口さんは、葛巻中出身で、入学当時から学習活動や生徒会活動、部活動に積極的に臨む姿勢の持ち主でした。生徒会活動では、生徒会執行部の縁の下の力持ちとして、主体的に活動をしてくれていました。部活動では、バスケットボール部の主力選手として試合だけでなく全体練習の中でもチームを牽引する選手でした。将来は、「数学・物理を究めてより良い社会を創造したい」という強い熱意を持ち続け、今の進学先を決定しました。葛巻愛に溢れ、夏休みに学校に挨拶に来てくれたましたし、葛高祭(文化祭)にも来てくれたので、お話を伺ってみました。

葛巻町営塾のインターンシップにも参加して、後輩へ指導をしてくれました。

現在の学校生活

現在の学校生活はどうですか?

 城西大学は1コマ105分で、他大学よりちょっとだけ長いです。授業内容は、学部ごとの専門科目、学部の縛りがない関連科目、教員免許取得を目指す自由科目、語学科目があります。城西大学では、学年共通科目としてレクリエーションをする授業もあります。学部閉鎖型教育ではなく学部の垣根を越えて幅広い教養を身につけることができるだけでなく、他学部・学科との交流する機会が多くあるのも魅力の一つです。実際に自分も、化学科や経済・経営など、他学部の友達と楽しい学校生活を送れています。

素敵な仲間と、分かりやすい先生とグループワークも楽しく行っています!
綺麗な校内はドラマの撮影スポットになりました!

卒業後の生活

卒業後の生活はどのように変わりましたか?

 卒業後一人暮らしがスタートしました。満員電車のストレスに耐えながら毎日過ごしています。毎日課題に追われているので、寝る時間の確保は難しいですが単位を落とすことがないように、睡魔と戦い課題と戦いと充実した生活を送っています。

校内カフェでクレープを買って、課題やテスト勉強をしています。

高校生活を振り返って

高校生活を振り返ってみての思い出はありますか?

 高校生活を振り返ると多くの人に助けられていたなと思います。高校三年間、先生や友達、親など多くの人に支えてもらいました。三大行事は役職に関係なく、自由にマイペースに取り組むことができたのも役員と顧問の先生方のおかげです。なので、学校生活はとても充実していたなと思います。ただ、もう少しまじめに勉強していればなと後悔しています。

高校時代は生徒会執行部と協力して、各種行事を運営してくれました。

今後取り組みたいこと

今後取り組もうと思っていることを教えてください。

 今一番の目標は、大学院への進学です。数学科進学後も物理学科に行きたいという気持ちはなくなっていないため、他大学の友達や先輩と物理の自主ゼミ「勉強会みたいなもの」を行い、物理学専攻の大学院に合格できるよう勉強しています。また、高校時代英語が苦手だったので、克服のためと大学院に向けてTOEFL対策に取り組んでいます。また、教員免許取得も目指しているので、教員採用試験に向けて教職課程の授業も頑張っています。

後輩へのメッセージ

葛高生へのメッセージがあればお願いします。

■1・2年生のみなさんへ
 正直なところ、進路や将来について考えろと言われても「?」と感じる人も多いかもしれません。今の段階で夢がある人もない人も、まずは学校生活に一生懸命取り組むことが大切です。部活動でも委員会でも勉強でも、何かに熱心に取り組んでたくさんの思い出を作りましょう。大学進学を考えている人は、自分の興味のあることを探してみてください。たとえば、ものづくりが好き、英語が好き、あるいは「かっこいい」と思える職業を考えることも、進路を選ぶ際の参考になります。また、得意な科目を理由に進路を選ぶ場合は注意が必要です。大学に進学すると、その科目のレベルが上がり、挫折することもあります。そのときに必要なのは、その科目が「好きかどうか」です。好きであれば挫折を乗り越えやすくなります。そのため、得意かどうかだけではなく、「好きかどうか」をしっかり考えてみましょう。

■3年生のみなさんへ
 受験勉強お疲れ様です!三年生になると、受験のスケジュールも進学の決定時期も人によって異なります。そのため、合格した人は、まだ受験に取り組んでいる仲間を支える気持ちを忘れないようにしましょう。また、推薦で合格した人も、勉強が終わったわけではありません。大学進学後、周りとの差を感じずに学べるかは、合格後に自主学習を続けられるかどうかにかかっています。たとえば数学科では、推薦で合格した人が入学前に勉強を怠った結果、入学後に学力差で苦労しているケースもあります。入学後に辛い思いをしないためにも、少しずつ勉強を続けていきましょう。一般受験に挑んでいる皆さん、自分を信じて頑張ってください。クリスマスやお正月といったイベントは少し我慢して、三月に笑顔で卒業できることを目指しましょう。受験の辛さに耐え、努力する経験は、必ず皆さんの成長につながります。自分を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。

その他、伝えたいこと

その他に伝えたいことがあればお願いします。

 頼ることを躊躇せず、夢に向かって頑張ってください。高校生活では一人でできることに限界があるため、困ったときは友人、家族、先生など、周囲の人に頼りましょう。抱え込まず、他人に頼ることを「逃げ」と思わず、積極的にサポートを求めてください。また、進学先についての情報は、実際に通っている生徒が一番よく知っています。卒業生や先生に相談しながら、自分に合った進路を見つけ、実現に向けて努力してください。

 「城西大学や理学部(化学・数学)について聞きたいことがあれば、ぜひお答えします。」

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。 これからも葛高生の魅力を発信していきます。 ぜひフォローをお願いします。