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【R5葛高062・総探】選挙を知り、1人の投票者として投票に行こう!~3学年主権者教育を実施しました~

 6月14日(水)、葛巻高校の裏手にあるグリーンテージにて、「3学年主権者教育」を行いました。

 高校3年生は18歳の誕生日から晴れて成人となり、選挙権を持つことになります。その権利を行使する時に、どのような視点で候補者を見て、比べて、どうやって投票する必要があるのか、という事を学ぶことが主な目的です。

はじめに

 講師として、総務省主権者教育アドバイザー、葛巻町選挙管理委員会の方々を講師としてお招きしました。
 最初は、アドバイザの方と3年生徒と一緒に、以下のことを選挙クイズなどを交えながら学びました。

・選挙の意義について(なぜ投票が必要なのか)
・投票先の決め方(公約、選挙公報)
・投票をどのようにするのだろうか?(模擬投票・物品や関わる人)
・どうやって決めているのだろうか?(当選人の決定方法)

 講義の中では、例として表示された3名の候補者の公約を元に、どの意見に賛成で、反対なのか、そして、どの候補者に投票をしようと思うのかを、個人で考え、グループで考え、まとめて全体に発表という流れで行われました。

まずは、自分の意見を色分けして見える化しました。
考えています。
グループで共有します。
まとめていきます。
全体に発表します。

模擬投票

 公約を通しての候補者の見方、候補者の選び方をおさえた上で、いざ実際に、模擬投票をやってみます。

投票所での投票の流れを教わっています。

 投票受付も生徒が行いました。ドキドキです。

選挙管理委員も生徒が行いました。
投票用紙を受け取っています。
開票も立会人が厳正に監視しています。
第一投票者の人だけが投票箱が空であることを確認できるそうです。
早速投票です。

 その後、開票作業です。開票作業も生徒がやってみました。
 開票結果の後、当選者の発表です。生徒の中では、投票者が発表されて、「お~」という声や「そっちか…」という声が聞こえました。

開票作業中です。
開票作業中です。

 開票後、主権者教育アドバイザーの方より「投票権を持っている私たちは、投票するだけで終わるのではなく、支援している人が当選したときも、そうでないときも、当選した人が公約として掲げていたものが達成されているかどうかをしっかりと見る権利がある。」というお話をいただきました。


生徒の声

・投票することに対して、あまりいいイメージを持っていなくて、行かなくてもいいかなと思っていたが、今回の講義と模擬投票で、投票することの大切さを学びました。

・18歳となって選挙権を得たので、今年は町長選挙も控えているし、地方選もある。他人事として考えるのではなく、自分の1票が大切なんだと強く感じた。選挙にはしっかりと行こうと思う。

・投票用紙が折り曲げても自然に開く、という点が面白いと思った。模擬投票ではあったが、実際の投票の時もしっかりと投票できるように今から候補者の公約を意識してみてみたい。


 この主権者教育を機に、生徒達は選挙へ参加すること、1票の大切さを学んだようでした。ぜひとも、選挙へ行こう!!


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