【R6葛高066】選挙に対して興味と理解を!~3学年主権者教育を実施しました~
6月12日(水)、グリーンテージくずまきで、「3学年主権者教育」を行いました。
高校3年生は18歳の誕生日から晴れて成人となり、選挙権を持つことになります。その権利を行使する時に、どのような視点で候補者を比較して、どのような手順で投票をするのか、という事を体験的に学ぶことが主な目的です。
講師として、今年で3年連続となる総務省主権者教育アドバイザーの布佐明彦先生をお招きして、葛巻町選挙管理委員会の方々に協力いただき、ワークショップ形式の授業が行われました。
最初は、選挙に関わるクイズを交えながら、以下のようなことを学びました。
・日本の選挙のシステムについて
(参政権獲得の歴史、選挙の方法)
・選挙の意義について(なぜ投票が必要なのか)
・投票先の決め方(公約、選挙公報の検討)
・模擬投票を通じた投票方法の確認
仮の選挙公報で表示された3名の候補者の公約を分析して、最初は個人で考えました。その後、グループで討議をして、候補者の政策に対する賛成か反対かをまとめて、全体に発表するという流れで行われました。
公約を通しての候補者の見方、候補者の選び方をおさえた上で、投票所での投票を再現する形で模擬投票をやってみました。
投票受付も校内の選挙管理委員の生徒が行いました。
その後の開票作業も、代表生徒がやってみました。
開票を終えて、アドバイザーから授業のまとめとして、選挙は、自分の意見を示す大きな機会なので、いざという時に判断できるよう、普段から地域や社会への関心を持ちましょう、というお話しをいただきました。
【授業後のアンケート結果】
この主権者教育を機に、生徒達は選挙へ参加すること、1票の大切さを学んだようでした。是非、今後の学びや生活の中で、意識的に政治や社会について関心を向けて過ごしていければと思います。