【R6葛高189・総探】葛巻産牛乳の販路拡大のためにできることは?~くずまきゼミ第6回~
こんにちは。日頃より、本校noteをご覧いただき誠にありがとうございます。
今年度から総合的な探究の時間の一環として、1年生対象で『知っているつもりになっていた葛巻(岩手)のこと、知らなかった葛巻(岩手)のことを知る』ためという目的で始まったくずまきゼミ。第1回は防災、第2回は理工、第3回は情報メディア、第4回は林業、第5回は高齢者福祉と実施してきました。葛巻町のキャッチフレーズでもある『ミルクとワインとクリーンエネルギー』にもあるように、特産品として全国的にも有名になってきている、牛乳・乳製品が今回のテーマです。
12月4日(水)に行われた今回のゼミは、タカナシ乳業株式会社岩手工場から田嶋次郎 工場長をお招きして実施しました。
酪農家さんから生乳が製品になり、消費者へ届くまでってどうなっているの?
始めに、葛巻町にある酪農家さんから生乳が、どのように工場に届き、加工され、お店に並び、消費者の方に届くのかをパワーポイントを用いて、ご説明いただきました。
牛乳を作る際に、可能な限り廃棄する生乳をなくすための工夫が、私たちの想像以上にされているんだと感じました。
その他、タカナシ乳業株式会社の歴史や工場展開の歩み、牛乳がなぜ白いのか?や牛乳の価格設定の流れまでお話しいただきました。
タカナシ乳業株式会社では、生徒も多くが知っている『ハーゲンダッツ』を製造されており、今回特別に生徒分のハーゲンダッツアイスをいただきました!
そして、岩手工場の大きな特徴の1つである「低温殺菌牛乳」については、パッケージや殺菌方法が異なっていることを生徒は初めて知った様子でした。何気なく飲んでいた牛乳にも製法、包装の違いなどによって少し異なっていることには、生徒も感嘆していたようでした。
葛巻町産牛乳の販売を拡大するには、どんなアイディアがある?
講義のあと、生徒全員でブレインストーミングを行いました。テーマは、「葛巻町産牛乳の販売を拡大」。田嶋さんも高校生の若々しいアイディアを楽しみにしていました。
リーダーを中心に、調査係や書記係などの分担をして、いざブレインストーミング開始!!
ブレインストーミング後には、各班から発表してもらいました!
そのほかには、こんなアイディアも…
輸送トラックに宣伝用のラッピングをする!
牛乳に特化した牛乳まつりを開催する!
葛巻町のマスコットキャラクターのミルンちゃんをパッケージに印刷する!
牛乳を用いたレシピをパッケージに載せる!
などなど、高校生らしい斬新なアイディアに田嶋さんからも「おぉ~!」「いいね~!」の声があがっていました。
最後に…
代表生徒から感謝の言葉がありました。葛巻高校には、実際に乳牛飼育している家庭や肉牛を飼育している家庭など酪農や牛乳に馴染み深い生徒が多く在籍しています。代表生徒も自宅で酪農を営んでおりましたが、生乳が製品になりお店に並ぶまでの過程を初めて知ったようでした。
生徒の感想
今回も学びの多いゼミでした。
今年度予定しているゼミは次回で最後となります。次回は、「スポーツ」。葛巻はスポーツにも力を入れている町です。実際に体験もできるかも?!楽しみです!