【R6葛高191】スポーツを通して、町を盛り上げるには？～くずまきゼミ第７回～
こんにちは。日頃より、本校noteをご覧いただき誠にありがとうございます。
今年度から総合的な探究の時間の一環として、１年生対象で『知っているつもりになっていた葛巻（岩手）のこと、知らなかった葛巻（岩手）のことを知る』ためという目的で始まったくずまきゼミ。第１回は防災、第２回は理工、第３回は情報メディア、第４回は林業、第５回は高齢者福祉、第６回は牛乳・乳製品と実施してきました。今回は、今年度最後としてスポーツ・スポーツツーリズムがテーマです。
過去のゼミの様子は以下のマガジンから「くずまきゼミ第○回（１回～６回）」をご覧ください。
令和６年12月11日（水）に行われたゼミ～スポーツ～では、葛巻町教育委員会まなび交流課より上舘芳彦まなび交流室長、葛巻町スポーツ推進委員協議会より服部健会長、里見脩太朗推進委員をお招きして、行いました。
お二人も本校OBの方々でした。
葛巻町が行っているスポーツを通した事業はどんなことがあるの？
まずはじめに、上舘様より葛巻町で行っているスポーツを通した地域を盛り上げる活動について教えていただきました。
葛巻町のスポーツ事業は大きく分けると…
・スポーツツーリズムの推進
・チャレンジデーくずまきWEEK2024
・町民総合体育大会
・スポフェスKUZUMAKI
・岩手県ネオホッケー交流大会
・軽体操講座「くずまき版うちチャレ！」の放送
等があります。特にも葛巻町としては、スポーツツーリズムに力を入れています。
スポーツツーリズムって？
葛巻町は、スポーツへも力を入れているそうです。総合運動公園多目的グラウンドの人工芝化や陸上用トラックの改修や、宿泊施設のグリーンテージとの連携により県内外の運動競技部・スポーツ少年団向けの「スポーツ合宿プラン」を創設し、スポーツ合宿の誘致などを行っているそうです。
このスポーツ合宿誘致によって、岩手県内、だけでなく東北、関東、中部地方の高校、大学の方に利用していただいている、とのことでした。有名な大学、高校が合宿に来ているという事を知って、生徒達は「すげ～」と声を上げて驚いていました。
ちなみに、葛巻高校ではこの多目的グラウンドでクラスマッチを行っています。めちゃくちゃ恵まれている環境です。
ニュースポーツ クッブ体験！
葛巻町でのスポーツ事業の説明の後、ニュースポーツ「クッブ」を体験しました！
クッブって？
クッブは、バイキングたちが生み出したスウェーデン生まれのスポーツです。両チーム５個ずつのクッブ（角材）を自陣コートに並べて、先攻後攻を決めます。先攻チームは、６本のカストピンナ（丸棒）を投げて、相手コートのクッブを倒します。全部、クッブを倒したならキングを倒せます。先にキングを倒したチームの勝ちです。～中略～
下手投げでしか丸棒は投げられないので、体力差は関係なし、誰もが楽しめ平坦な自然のフィールドなら雪原や海岸などでも気軽に楽しめる、エコロジカルなスロースポーツです。
今回はもう少し小さいコートで体験しました。
今回は、２教室にコートを作り、２試合場で試合形式で体験しました。
これを倒すと勝ち…
説明の後、カストピンナを投げる練習をした後に、いざ実践！
相手陣地のクッブをすべて倒してから、キングを倒さないとその時点で倒したチームの負けなんて…
ただ力業だけでなく作戦を考えてどのように倒していくか、を考えながらできるクッブは、大盛り上がり！
最後に
最後に、講師の方々へ生徒代表より感謝のご挨拶。
生徒の感想
年齢に関係なく、誰もがスポーツを楽しめる町になったら理想だと思う。また働いたり、学校に通ったりして毎日忙しいが、地域の行事に積極的に参加することは大切だと感じた。
葛巻町では、様々な形でスポーツに触れる機会がたくさんあることが分かりました。運動が苦手な人でもみんなで楽しむことができるのは良いと思いました。実際に体験してみてとても楽しかったです。
初めてクッブを遊んで、ルールなどはあまり把握できなかったけど、とても新鮮で楽しめました。講演の内容もスポーツへの愛が感じられてとても素敵でした。
スポーツについて知ることが出来たし、スポーツの楽しさを改めて感じることが出来た。
最後みんなで、ゲームをしたのが楽しかった。もっと色んなスポーツをしたいと思った。
自分の将来の視野にも入れている内容だったので真剣に聞けた
クラスマッチでも実施される日が来る…かも？
講義だけでなく体験もあり、生徒達にとっては五感をフルに使って学ぶことが出来たゼミだったようです。今年度予定していたくずまきゼミは今回ですべて終了となります。年明けから１年生は個々の探究活動へと進んでいきます。今後どんな探究活動をしていくのか、楽しみです。皆さんもどうぞ、ご期待ください！